弊社で扱っている放送用機器、ネットワーク機器は、
19インチラックにマウントできるようになっている商品を多く取り扱っております。
(オプション等でラックマウントできるようになるものもあります。)
よって、各機材の幅は19インチ規格に合わせて大体決まっており、
420mm位から440mm位となります。
また機器の高さは大体のものが44.45mm単位(1U(ユニット)) で作られています。
左右のネジ幅は465.1±1.6mmです。
大きさの目安としてお考え下さい。
19インチラックについての詳しい解説については、
続きをご覧ください!
【19インチラック/規格について】
機器をラックに収納する発想は、電話交換機から生まれました。
現在においても機器類の収納として、
弊社の様な業務用音響機器や映像機器の他にも、
多岐の業界にわたり広く扱われております。
また、現在はDIYタイプもあり、現場まで配送、簡易組み立てが可能となったため、
個人で設置する方も多くいらっしゃいます。
19インチ規格は、EIAにより規格化されました。(EIA-310-D)
機器取り付け用の支柱のネジの水平間隔が19インチと定められており、
国際規格では国際電気標準会議にて規格化されています。
日本でも同等なサイズのラックが日本工業規格において
「 一般電子機器用ラック及びユニットシャシの寸法」として規定があります。
(JIS C 6010)
EIA規格、JIS規格、どちらも約483mm幅程度の機器を実装可能です。
よって、どちらも「19インチラック」と通称されています。
【実装機器の高さについて】
実装機器の高さですが、U(ユニット)と言う単位で規定され、
1U = 1.75インチ (44.45mm) です。
取り付ける機器は、その高さにより 1U、2U サイズといった呼び方をされます。
通常、4Uくらいまでのサイズが一般的です。
(*下記、Wikipediaより参考資料です。)
【ネジ幅について】
取り付けネジのピッチは、EIA規格ではユニバーサルピッチとワイドピッチの
2種類があります。
ワイドピッチは、ネジ穴間隔が31.75mmと12.7mmの繰り返し、
ユニバーサルピッチは、ワイドピッチの31.75mmの中間にネジ穴があり、
1U機器の中央を一点でマウントする事が可能です。
JIS規格では、実装ピッチは50mmの等間隔です。
また、ねじ穴間隔も25mmの等間隔となっています。
このため、米国製や英国製の機器と日本製の機器を混在して実装する場合には、
配置に注意が必要です。
ラックを上手く活用すれば、各作業に必要な機器を纏めることもでき、
スペースの確保などにも大きな役割を果たしてくれます!
ちなみに、弊社では、ラック関連で現在好評の、
伸縮L型アングルLAM-TRK単品、
伸縮L型アングルLAM-TRK+棚板セットを販売中です!
是非ご覧ください!
ラックマウントについて、何かご不明な点がございましたら、
いつでもお問い合わせください!